今回は実写映画6作目、スピンオフとも云えるバンブルビーに登場した、
シャッター(国内版)を紹介します。
劇中ではトリプルチェンジャーとなっていましたが、
このSS-29では、1971年 プリムスGTXモード ラリーライト・ロールケージ付きのマッスルカーに変形します。
SS-29 シャッター | |
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メーカー | タカラトミー・Hasbro |
シリーズ | トランスフォーマー スタジオシリーズ |
発売日 | 2019年04月 |
定価 | ¥2,800(税抜き) |
海外品番ではSS-40となります。
トリプルチェンジャーではない姿となります。
女性型のトランスフォーマーですが、劇中の特徴的な顔が再現されておらず、
公開されている映画の設定などにも存在していないフェイスパーツになっています。
劇中の変形時に、顔が現れる時に一瞬だけこの姿になりますが、
通常の顔ではないため少々残念なアイテムとなっています。
パッケージ
スタジオシリーズ共通の背景台紙は地球に到着した登場シーンとなります。
ビークルモード+台紙
ロボットモード+台紙
どちらも劇中のシーンが浮かんできます。
ロボットモード
前述の通り劇中の姿と頭部がかなり異なります。
バンブルビーとの身長差は劇中に近いくらいかと思います。
シャッターの方がバンブルビーより背が高いので・・。
全体像
トリプルチェンジャーとしての姿は再現されていませんが、
SS-28のドロップキックと異なり、劇中の姿には近い印象があります。
これで頭部がコレでじゃないものだったら良かったのに・・。
ビークルのルーフなど畳んで背負う形になっていますが、
かかと部分がしっかりと伸びていますので、
後ろに倒れる、ということはありません。
武器は両腕に装着します。
腕以外に手に持つこともできます。
頭部以外は造形等非常によくできていますが、
肩のボールジョイントや、劇中では羽部分にあたる肩の後部パーツが外れない様に処理されていないため、
簡単に外れてしまいます。
一見ピンできちんと止まっているように見えますが、
簡単に外れます。
ここまで外れると、意図的に外して変形させた方が楽です。
パーツが簡単に外れる以外に、
腿、股形状の都合で足の可動領域がかなり限定されます。
腿裏にスライドさせているビークルモードのガワが干渉するため、
曲げる場合は干渉しない様に移動させながら可動させる必要があります。
頑張ってもこの位置くらいまでしか開脚できません。
腰回転もありませんが、膝が二重関節となっています。
軍との対面シーンを再現することはできます。
劇中でもそんなに派手なアクションをしている印象はないので、
バンブルビーと一緒にアクションすると可動範囲が厳しくても遊べます。
ビークルモード
ビークルモードは、1971年 プリムスGTXモード ラリーライト・ロールケージ付きのマッスルカーに。
これは単純に、かっこいい!
全体像
この時代のマッスルカー感がよく出ています。
足パーツが結構見えているのが少々残念ですが。。。
側面
正面・背面
リアのタイヤが八の字気味に!
総評
ビークルモードの再現度は大変よく、
ロボットモードのプロポーション、モールドなどは雰囲気が再現されています。
ただ残念なのが顔パーツと特定のパーツの外れやすさ。
そしてこの辺りのスタジオシリーズのプラスチックがかなり柔らかく、
個人的に昔の食玩っぽさを少し感じました。
顔パーツとパーツのポロリだけ覚悟しておけば悪いものではありません。
SS-36のドロップキック2と一緒に並べることができれば、劇中の雰囲気抜群かと思います!